
京都は和菓子や漬物などの和食、いわゆるおばんざいの他に、実はカレーの激戦区でもあります。
学生の街なので、ラーメンやカレーなどのお店が非常に多いんですね。
そこで今回は、京都の美味しいカレーのお店のおすすめランキングとその感想や評判を、一挙ご紹介したいと思います!
今回の記事も『1人でも入りやすい』という基準で選んでいますので、一人旅中の方や美味しいご飯屋さんを探している一人暮らしの方も、是非参考にしてみてください!
Contents
10位【出町柳・銀閣寺周辺】インドカレーRAJU
学生向けのインドカレー店です。
サービスがランダムで付き、女性が来店するとそのグループ全員にスープ、チャイなどが提供されることも多いです。
ナンが食べ放題なので、お腹いっぱい食べたい、という人には非常におすすめ。
カレーの種類も非常に多いので、『銀閣寺に来たけど、この近くでインドカレーないかなあ』と思った人は、是非立ち寄ってみてください。
学生街ということもあってか、ここで紹介している他の店よりは一人で入りづらいかもしれません。
(2人組やサークル終わりのグループなどでの来店も多い)
9位【神宮丸太町周辺】ビィヤント
神宮丸太町駅近くの、知る人ぞ知る人気店です。
カツカレーの辛口が看板メニューで、ごくごく普通の日本風のカレー。
その『普通のカレー』を極め、何年も何年も受け継がれてきた、伝統的なお店・・・という感じです。
店内がお洒落だとか、サービスが最高に良いとか、そういった雰囲気ではありません。
ただ、京都と言う街で長い間ずっと地元民に愛されてきた絶品カレーライスなのです。
そういった『地元民に愛される名店』が好きな方は、是非一度来店してみてください!
8位【三条・烏丸御池近く】カマル
食べログなどで話題のお店ですね。
外観、店内はお洒落なカフェ風になっており、基本的にメニューは『日本風のカレー』が中心となっています。
とは言えいわゆる家庭的なカレーではなく、カレーの種類もビーフ、バターチキン、キーマカレー、野菜カレーなどと豊富に取り揃えています。
これらから2種類選んでご飯にかける、『あいがけカレー』を注文するお客さんが多いようです。
後に紹介する『京都カレー製作所カリル』さんと少し雰囲気は似ていますが、こちらほどスパイスカレーに全振りしている感じはなく、日本の家庭的なカレーとスパイスカレーの間くらいの印象です。
(特にビーフカレーはかなりスパイスが効いており、注文時に店員さんから何度も『辛いですよ』と念押しされるレベルです。
辛いのが好きな方には非常に人気ですが、辛いメニューだけではないのが嬉しい所ですね。
ある程度万人受けするような家庭的なカレーが食べたいけど、とは言え定食屋ではなくお洒落なお店に行きたい、という場合には非常におすすめです。
7位【四条河原町駅近く】あいばカレー食堂
もともとは知る人ぞ知る人気店でしたが、最近は観光客も増えてきたようで、場合によっては多少の待ち時間が必要がもしれません。
こちらも、いわゆる普通の日本風のカレーライスです。
味付けは甘さの中にピリッとした辛さが残る、万人受けするタイプだと言えます。
家庭のカレールウで言うと、ちょうど中辛ぐらいに当たる、という声もありますね。
トッピングのカツや唐揚げは注文してから揚げるため、ザクザクした食感がたまらない絶品です。(衣が非常に分厚く、食べごたえは満点です。)
いわゆる家庭的な美味しいカレー。もとは地元民に愛されていた定食屋さん系のカレー・・・といった印象が強いですね。
先に紹介した、神宮丸太町のビィヤントさんに近い印象です。
1人で非常に入りやすいお店なので、観光ついでに『手軽にカレーが食べたい!』となった時には、是非行ってみてください。
アクセスも非常に良く、行きやすいと思います。
6位【四条烏丸近く】スパイスチャンバー
京都でかなり有名なキーマカレーのお店です。
考えてみれば、本格的なキーマカレーが食べられるお店ってそんなに多くない気がしますね。
メニューは基本的にキーマカレーのみですが、スパイスで丁寧に仕上げられた味に多くの人が虜になっているようです。
カウンターが7席しかなく、営業時間も短いうえに日曜・祝日は休み・・・という、なんとも来店難易度の高いお店です。
5位【西院・西大路三条】太陽カレー
野菜カレーが看板メニューの、どちらかと言えば欧風カレーです。
ワインのコクが深く、野菜カレーを中心としてメニューも豊富。
『旨辛口専門』『ワインにマリアージュするカレー』というキャッチコピーで有名になりつつあるお店で、京都の中心地(河原町)からは離れているものの、ここを訪れる観光客も増えていると言います。
お洒落な創作カレーのお店ですが、値段は決して高くなく、基本的に1000円以下で楽しむことができます。
彩野菜をたっぷり添えた野菜カレーや看板メニューのため、写真映えするのも人気の理由の一つかもしれません。
京都の大原には有名な有機野菜の農家さんがあるのですが、そちらと契約されているお店だそうです。
新鮮な有機野菜を使った創作カレーが食べたい方、非常におすすめですよ!
4位【四条烏丸周辺】カリープラント
食べログで話題の人気店です。
こちらもカラクサカレーさんと同様、立地が良いために混雑していることが多いです。
値段は一人1000円程度。
喫茶店とカレー屋の両方をやっている感じのお店ですので、ドリンクやサラダなどのカフェメニューも豊富です。
カレーの基本的なメニューは『京鴨カレー\1000』『淡路産猪豚カレー\1000』『グリーンカレー\1000(詳細は季節によって変わりますが、魚貝類と京野菜の場合が多いです)』の3種類。
メニュー名からも分かる通り、いわゆる創作カレーという感じ。
無理やり分類をするなら、カリルさんなどと近いスパイスカレーになるのでしょうか。
創作料理ということで万人受けはしないかもしれませんが、少し変わった創作カレーが食べたい、という方におすすめです。
3位【四条烏丸周辺】カラクサカレー
1000円程度でいただける、京都で人気のカレー店です。
食べログの評価も高く、観光地から徒歩圏内かつオフィス街という立地のために、行列ができることも少なくありません。
こちらは『じっくりと丁寧に作り込まれた欧風スパイスカレー』という印象のお店です。
スパイスカレーを正確に定義できているわけではありませんが、系統としては『普通にお米と一緒に食べる欧風カレー』『とはいえ庶民的な味ではなく、シェフが丁寧に作り上げた、深いコクの中にスパイスを感じるカレー』と表現するのが正しいかと思います。
(そして万人受けすると思います!)
メニューの種類は少なく、いわゆる黒(深みの黒カレー\1000円)とコクの赤カレー(\700)が基本メニューです。
赤と黒はハーフ&ハーフも可能ですが、レギュラーで食べられるメニューはこの2種類となります。
店内はカウンターのみで結構狭いですので、大人数で来店するのはおすすめできません。
2位【二条城近く】京都カレー製作所カリル
京都の有名なカレー屋さんです。
開店時間17:00~21:00(20:30ラストオーダー)
平日の開店前に行っても行列ができていることも多いお店。
いわゆる日本人が家庭で作るようなカレーやインドカレーのどちらとも違う、「スパイスカレー」です。
サラサラ系のカレーで、噛むたびにスパイスの香りが深く味わえます。
服にかなりスパイスの匂いがつくので注意が必要です。
メニューは『チキンカレー(辛口)』『ポークカレー』『豆と野菜のカレー』『月替わりカレー』の4種類。
あいがけカレーと言って、好きなカレーを二つ選んで、ひとつのお皿に盛ってもらうこともできます。
スパイスを丁寧に混ぜ合わせたオリジナルのカレー。
ここでしか食べられないスパイスカレー、一度は食べてみる価値がありますよ!
1位【二条城付近】欧風土鍋カレー 近江屋清右衛門
個人的には、これまで食べたカレーの中でダントツ1位です。
インドカレーやエスニックカレーというよりは、日本人に馴染みのあるワインベースのカレーという印象です。
店内は高級感のあるカフェのようになっており、カウンターやテーブルともに非常に落ち着ける空間です。
(実際にランチタイムに来店すると、カレーのあとにコーヒーを楽しんでいるおじさんが数名いらっしゃいました。)
特におすすめなのが『京の肉ビーフカレー』。
箸でも切れるほどトロトロのビーフと、ワインベースの甘い土鍋カレーの相性が抜群です。
金曜日のランチタイムに来店すると割引価格で食べられるので、非常におすすめですよ!
さて、ここまで京都の美味しいカレー屋さんを10店舗ほどご紹介してきました。
カレーと言ってもインドカレー、日本の家庭的なカレー、スパイスカレー、欧風カレー、エスニック風カレーなど、その種類は多岐にわたります。
個人的には欧風カレーが好きなので、少しそちらに偏ったランキングになっているかもしれません。
それらを踏まえ、是非、あなたにとって最高のカレー屋さんを見つけてくださいね!