ナツメグの効果と味

少し本格的なハンバーグやカレーのレシピを見ると、必ずといって良いほど書かれているナツメグ。

1瓶100円程度で購入できるし、本格系レシピには必須っぽいし、とりあえず入れとくか・・・という人も少なくないのではないでしょうか。

しかしながら、カレーやハンバーグをそんな頻繁にするわけではないし、1回当たりに消費できるナツメグの量はたかが知れています。

そしてつい、余ってしまうんですよね。

そこで今回は、ナツメグが持つ効果や役割を知り、その使い道やナツメグ消費レシピをご紹介したいと思います。

ナツメグが持つ役割や効果は?

ナツメグは香りが高く、お菓子などにも用いられるスパイスです。

色は薄く、料理に入れても色が変わる心配はありません。

独特の甘い香りがしますが、味としては甘みよりも苦味の方が強いです。

お菓子やパンを作るにせよ、ミートローフやハンバーグなどに使うにせよ、基本的には『下味をつける』ために使用してください。

ナツメグは加熱するほど香りが立つスパイスなので、仕上げに振り掛けてもあまり意味がありません。

例えばハンバーグに入れる場合は肉だねの状態でひき肉に練り込み、カレーの場合は、最初に野菜を炒める際に一緒に加熱してください。

インドカレーを作る際にはまずスパイスだけを炒めて香りを出しますが、それと同様ですね!

また、粉末(パウダー状)になっているナツメグは、開封後すぐに香りがなくなってしまいます。

パウダー状になっているナツメグではなく、その都度ミルで引くホールタイプのものを購入すると良いですね。

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ナツメグの良い効果とトリップについて

実はナツメグの効果には、

  • 便秘を改善する
  • 冷え性を治す
  • 胃腸の調子を整え、食欲増進させる

など健康上非常にありがたいものが挙げられます。

実はナツメグには、マンガン、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、ビタミン類、銅などの様々な栄養素が含まれており、健康のために摂取する人もいるくらいです。

しかしながら、一つだけ大切な注意点があります。

それは『ナツメグを絶対に過剰摂取しない』ということです。

ナツメグを大量に摂取すると、幻覚症状などが現れると言われています。

麻薬を打って気持ちよくなる、いわゆるトリップに近い状態になるのです。

ナツメグを過剰摂取・・・とは、どのくらいの量を指すのでしょうか?

実は『4~5g以上摂取した場合、幻覚症状が起こる』と言われているのです。

4~5gと言えば、小さじ1程度、感覚的には決して過剰摂取という感じはないですよね。

つい『香りがよくなるなら、大量に入れちゃえ!』と思ってしまうかもしれませんが、それだけは絶対に避けてください。

(以前、世界仰天ニュースなどでも『実は命を脅かす危険なスパイス』として紹介されていました)

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ハンバーグにナツメグを入れる意味と代用品

ハンバーグにナツメグを入れる理由はなんなのでしょうか?

その主な目的な、『肉の臭みを消すため』です。

ナツメグは肉の臭み消しに非常に有効なため、ハンバーグの他にも、ミートボールやミートソースなど、ひき肉を使う様々な料理に応用できます。

特に安い外国産のひき肉を使用する時には、非常に役に立ちますね。

逆に言えば、「臭み消し」の効果がある他の調味料やスパイスで、ナツメグの代用をすることも可能です。

例えば

  • ローズマリー
  • しょうがやニンニク
  • 料理酒
  • 黒こしょう(ブラックペッパー)、塩
  • 塩こうじ

なども有効です。

ひき肉はブロック肉やステーキなどと違い、表面積がどうしても大きくなってしまいます。

そのため、肉そのものに練りこめるナツメグなどが便利なんですね。

料理酒や塩麹には、肉を柔らかくする効果もありますので、ナツメグの代わりに少量をひき肉に混ぜるのもおすすめです。

ちなみにですが、ナツメグには野菜の青臭さを消す効果もあります。

野菜類を炒める際の隠し味にも有効ですよ!

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カレーにナツメグを入れる理由は?

ナツメグは、カレーに入れるスパイスとしても非常に有名ですよね。

しかしながら、実際に家庭で市販のルウと野菜を使ってカレーを作る場合、ナツメグを隠し味にしてもそれほど意味はないかもしれません。

本格的なカレーに近づけるため、家庭でもガラムマサラやカレーパウダーなどのスパイスを使用する場合は、それに合わせて入れるようにしましょう。

ナツメグだけを少量カレーに入れても、ハッキリと違いが分かるレベルには味は変わらないかもしれません。

(先述のように、スパイスはしっかりと火を通すことで香りが増します。

ナツメグだけを本当に隠し味に用いる場合は、ホールタイプのものをミルで引くかおろし器でパウダー状にし、野菜類と一緒に炒めてください。

もしくは、肉類の下味として練り込み、カレーに入れる前によく炒めるようにすると良いでしょう)

※ただし、強火で煮出すと苦味が強く出てしまうので、強火で加熱した後は、中火にするようにしましょう。

ナツメグの消費レシピは?

パウダータイプのナツメグを購入した場合は特に、できるだけ早く使い切った方が良いと言えます。

時間が経つとすぐに香りが落ちてしまいます。

そこで今回は、カレーやハンバーグ以外のナツメグ消費レシピを簡単にご紹介したいと思います。

(消費レシピとはいえ、1回で5g以上を使用すると毒になってしまうので、必ず注意してください。)

ナツメグの効果と味

【ナツメグと牛乳でナツメグミルク】

ナツメグと牛乳を混ぜ合わせたナツメグミルクは、実は海外では『眠れない子供に飲ませるホットドリンク』として定番です。

牛乳コップ1杯に対し、ナツメグを指でひとつまみ程度入れ、お好みで小さじ1程度のハチミツ、もしくは砂糖を加えて、中火で温めてください。

(ここでも、ナツメグは加熱することで香りが立ちます。)

牛乳もナツメグも、あまり強火で煮出しすぎるのは良くないので、ここでも中火くらいがちょうど良いでしょう。

その後、マグカップに移してよく混ぜてください。

【ナツメグを練り込んだクッキー】

ナツメグは独特の甘い香りがするため、クッキーの隠し味などに用いられることもあります。

基本的にはシナモンなどと同じ使い方なのですが、クッキーにナツメグを使う場合は、必ず生地の段階で練り込むようにしてください。

クックパッドのレシピなどを見ると、小麦粉100gに対して大さじ1以上のナツメグを使用している例もありますが、あまり多く入れすぎないように注意が必要です。

小麦粉100gに対して小さじ1程度を目途に、ナツメグを使用してください。

(余って時間が経った粉末タイプのナツメグであれば、新鮮なホールタイプのものほどは敏感にならなくても大丈夫です。)

ナツメグを使いこなすことができれば、料理の幅とレベルが少しだけ上がるような気がしませんか?

これまで、肉の臭み取りには料理酒やショウガしか使ったことがない・・・という方も、是非、ナツメグを使用したレシピに挑戦してみてくださいね!

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